そのご夫婦は、名古屋からヒノキ家具を求めて、。
五木のやかたへ来られました。
ご夫婦のお話では、十数年前、ご自宅を新築された際、当時、川上村の特産品販売所であった
五木のやかたで、川上村森林組合がヒノキの間伐材で作っていた家具をご購入頂いたとの話。
ご主人は、「木曽の木に惚れ込んで、木曽の大工さんに建ててもらった」とお話下さいました。奥様が今で言う、「シックハウス」気味でどうしても
無垢にこだわりたかったと。
「その時、大工さんに川上村森林組合を紹介頂き揃えたんです。」と当時の見積を見せて頂きました。
当時、森林組合は、東京のデザイン会社と組んで様々なヒノキ家具をセミオーダーで作っていたようです。
しかしながら、現在は合併し、その事業は継続されることなく終わってしまったようです。
そんな事は全くご存知ないこのご夫婦は、「新しく家族が増えるので、どうしてもヒノキ家具が欲しくてここへ来ました」とおっしゃいます。
これだけ思い入れのある方を、「もうやってないので」の一言で返してしまう事は「できない」と強く思いました。そして、何が欲しいのかを伺う事に。
家族全員が集える
ダイニングテーブル。
そして、
アームチェアが一脚。

先の思いもあり、作らせて頂く事に。
テーブルは、特に問題はなさそうなんですが、椅子は少々手強そうです。
(画像は、ご夫婦が当時購入された椅子。丁寧に使っておられます。)
つづく
桧(植林木)ですね。木の温かみが伝わってきます。官材も好きですが、民材の節もいいですねぇ〜。
学校などでは、地元産材を使用し製造した、机、椅子などを使用しているようですね。椅子(ダイニングチェア含む)の製造は殆ど機械化(自動両端楕円ホゾ機・NCルータなどなど)になっていますので、ご紹介の画像も同じような機械を使用して製造されたもと思われます。余談ですが、植林木の桧は、接ぎ合わせの工程で、含水率に気をつけないと後々大変なことになりますね。また、白太の板目部分も使用するかと思いますので、収縮・膨張も心配です。ツイツイ専門用語が多くなってしまいました。完成を楽しみにしております。